おすすめの高級はんこ素材

はんこは、日常の様々なシーンで必要になります。宅配便の荷物を受け取るときや、重要な契約書を交わすときにも用いられる、いわば自分の顔と言ってもいい存在です。できたら、高級な1本が欲しいと考えている人もいるでしょう。

ですが、高級なはんこの材質は様々で、どれを選んだらいいのか迷ってしまいます。ここでは、おすすめの高級はんこの素材について解説します。

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象牙のはんこ

象牙は、見た目の美しさと加工のしやすさから、はんこの素材として高い評価を得ています。ですが、象牙のはんこの人気が高いのは、単に見た目の美しさだけではありません。象牙には、はんこに必要な要素が備わっているのです。

はんこで重要なのは捺印性です。外見が立派でも、実際に書類に押したときに、綺麗に印影が残らなくては意味がありません。象牙は朱肉のつきが良いため、ハッキリとした印影を書面に残すことができます。そして、はんこは使えば使うほど印面に負担がかかり、欠けてしまったり磨り減ったりする可能性があります。

その点、象牙は耐久性が高い材質なので、簡単に欠けたりしませんし、長期間使用しても印面が磨り減ることはありません。そして、使えば使うほどアイボリーの色合いは深みを増し、手に馴染みやすいという特徴があります。

象牙は、まさにはんこに必要な見た目と機能性を備えた材質なのです。

白檀のはんこ

インドやインドネシアなど太平洋諸島に広く分布している白檀は、甘く爽やかな香りから香木としても人気が高い素材です。白檀の魅力はその高い耐久性にあります。木材を使用したはんこは、耐久性が低いというイメージがあるかもしれませんが、白檀は耐久性が高いため長い期間使用することができます。

ですが、木材である白檀は朱肉が中まで染み込むと次第に脆くなり、僅かな衝撃でひび割れてしまうこともあります。捺印をした後は、しっかりと朱肉を拭き取ってから印鑑ケースにしまうようにしましょう。また、ときに木材のはんこは虫に食われることがありますが、白檀には防虫効果もあるため、虫に食われる心配はありません。

しかし、白檀の香りは年月がたつと次第に薄れていってしまいます。香りを楽しむためには、使用した後はこまめに印鑑ケースの中に保管しておくことが大切です。

黒水牛のはんこ

水牛の角を素材として扱う黒水牛は、漆黒の深い色合いと重厚感がある高級素材として知られています。

その理由は、水牛の角というのは、1度切り落としてしまうと、もう生えてはこないことと、根本はほぼ空洞のため、その先端の僅かな部分しか使えないからです。その魅力は、耐久性の高さにあります。

印面の反対側を見ると、小さなくぼみがあり、そこに黒水牛の芯があることがわかります。この芯がある中心部はひび割れがしにくく、捺印性も高いため、繰り返しの使用にも問題はありません。ですが、主成分がタンパク質である黒水牛のはんこは虫食いにあいやすいので注意が必要です。

使用した後はしっかりと朱肉を拭き取ってから保管ケースにしまって、虫の被害には気をつけるようにしましょう。

黒壇のはんこ

カキノキ科の常緑広葉樹である黒壇は、インドやスリランカに多く分布し、その緻密性が高いことから人気がある素材です。その魅力は、黒と赤の混ざった縞目模様と、使えば使うほど光沢が増していくことです。なぜ艶が出るのかというと、それは黒壇に油分が含まれていることと大いに関係があります。

使う度に黒壇が擦れ、どんどん輝いてくるのです。そして、とても重くて硬い素材としても知られ、耐久性にもたいへん優れています。僅かな衝撃で壊れることはありませんし、半永久的に使用することも可能です。そして、なんといっても黒壇は捺印のときの印影の美しさに定評があります。

大切な契約を交わすときに、印影が綺麗につかなくては台無しになってしまうかもしれません。黒壇なら美しい印影を残せるので不満を感じることもありません。お手入れも、乾いた布などで軽く拭き取るだけでいいので簡単です。

チタンのはんこ

人工の骨にも使用されているチタンの特徴に、ノンアレルギー素材ということが挙げられます。

金属アレルギーや敏感肌のため、金属製のはんこを作ることができない人もいます。ですが、無毒であるチタンなら、アレルギー反応や肌荒れを起こすことはないため、安心して使用することが可能です。

そして、チタンの魅力は印影をハッキリと残せるところです。チタンは、超微粒子で構成されていて、表面がとても滑らかなため朱肉がつきやすいのです。そして、チタンは内部に水が染み込むことはないので、汚れてもすぐに水洗いすることができます。

落としても簡単に割れたりしないチタンですが、そのあまりの硬さから手彫りには向いていない素材です。柔らかな字体をはんこにしたいときには難しいかもしれません。

コバルトクロムモリブデンのはんこ

コバルトクロムモリブデンは、コバルトとクロム、そしてモリブデンの3種類を合わせた素材で、コバルトの持つ、他の金属と合わせることで摩擦に強くなる性質や、クロムの錆びにくいところ、そしてモリブデンの硬度と、3種類の金属それぞれのメリットが発揮されています。

耐食性や機械的強度に強く、更には生体適合性にも優れているため、体に優しく有害な影響を与えることはありません。レーザーを使用して彫られた印面は丈夫で、捺印を繰り返し押しているときに欠けたりすることがないため、長い生涯を共に過ごすことが可能です。

水晶のはんこ

美しい透明感が特徴的な水晶のはんこを購入したいと考えている人もいるでしょう。神秘的な魅力に溢れ、耐久性にも優れていることから、贈り物としても人気が高い素材です。ですが、水晶のはんこは衝撃にはとても弱いため、高い位置から落とした場合はひび割れや破損の恐れがあります。

また、印面に朱肉をつけた後、拭き取っただけではすべて落ちない可能性があります。その場合は、専用のブラシなどを使って綺麗に落とすようにしましょう。

高級素材はんこを購入するときのポイント

はんこは、素材によって印影が変わったり、耐久性や捺印性に違いが出たりします。選ぶときには、様々な素材の特徴や注意点を知り、自分の理想に最適なものを選ぶようにすることが大切です。また、金属アレルギーや敏感肌で金属のはんこに触れられないと悩んでいるときには、無害な金属を使用した素材を選ぶようにしましょう。