おしゃれなはんこ風ロゴの作成アイデア

日常生活で見掛けるデザインで、ある程度色合いを絞って作るとすぐに分かってもらえるものに、はんこデザインがあります。ひと目見ただけで分かるあのデザインは、インパクトが大きいためロゴに使うと覚えてもらいやすいというメリットがあります。

しかし一口ではんこ風と言っても色々と種類があるので、どのようなタイプがあるのか見て行きましょう。

(自分のハンコを作ると様々な場面で役立つ)

赤い丸の中に文字だけではんこデザインになる

まずシンプルに、白地に赤い丸とその中に文字、これがはんこデザインの基本と言えます。元々苗字用なので、これだけでもうはんこにしか見えません。中の文字は縦書きだとはんこの感じが出やすいですが、横書きでもおそらく大丈夫でしょう。

3文字ぐらいまでなら一行に入りますが、4文字になったら二行にして文字の全体を四角くしましょう。

輪郭の丸い縁とのコントラストで、綺麗なはんこに見えます。これがまあ、はんこデザインのテンプレートと言えるのではないでしょうか。ここから赤と白を反転させたり、赤い部分を違う色にしたりしてイメージを変えることができます。

はんこのもう一つの特徴として、手作りはんこの味というものがあります。芋はんこなどを作ったことがある人もいるかと思いますが、文字も輪郭も手作り感満載のはんこは非常に味があります。これはロゴデザインにも使える技で、線がしっかりとしたまっすぐな線ではなく、たどたどしく少し歪んでいるぐらいが丁度良い味が出ます。

それは文字部分に関しても同じで、デザインも手書きでしてしまって構いません。もしくは、普通にフォントで書いてしまってから少し歪ませてみると、その感じが出るかもしれません。彫刻刀で削ったような直線で文字を書いてみるのも面白いでしょう。

線や文字をかすれさせると一気に感じが出る

線のかすれた感じもはんこの特徴です。実際のはんこは朱肉に付けてから押すため、必ずしも綺麗には印字されません。しかしその、ところどころ薄くなっている感じがはんこのイメージに結び付いているのです。これは比較的どんなデザインにも使える方法で、しっかりとした文字を書いてからインクを吸い取るつもりで処理をすると、はんこ風にかすれたデザインになります。

文字にも有効ですが輪郭線も同様にかすれた感じにするとはんこっぽさが際立ちます。もう一つ、背景にも工夫する手があります。ロゴデザインは全体が四角とか丸とかが決まっていれば変えられませんが、輪郭の外もデザインしていい場合は、背景をいじれます。

そこでちょっとくすんだ封筒の様な色合いを持って来ると、非常に紙っぽさが増し、はんこ側からだけでなく背景からも印字した物の感じが出てくれます。茶色の封筒でもいいですが、白も少し黄ばみを加える事で紙っぽさは出すことができるので、試してみる価値はあるでしょう。

スタイリッシュデザインをはんこ風に

もう少しロゴデザイン風な考え方をしてみます。おしゃれなロゴを作り、ちょっぴりはんこ風味にしたい場合です。ショップのロゴや、サイトのロゴのイメージですが、横に長いものの場合はとりあえず横長の長方形で輪郭線を引きます。

そして中の店名などの部分はアルファベットでスタイリッシュにデザインしてしまい、文字色を統一します。ワンポイントぐらいはあってもいいかもしれません。そして、そこまでスタイリッシュに、格好いいデザインにしておいて、全体にまんべんなく点を打って、中抜きして塗りを弱くします。

全体のキリッとしたイメージがそこではかなげになり、一気にはんこっぽくなります。これは整然とした処理ではなく、ランダムな感じで全体に掛けるといい感じに仕上がるでしょう。おしゃれな感じにするにはもう一つアイデアがあり、コーヒーショップのロゴをイメージしてもらえば分かりやすいですが、二重丸デザインがあります。

二重丸の中に対象の店なりを象徴したマークがあり、二重の線の間にアルファベットで文字を回転させながら入れます。全体の色は統一して、線は白などで全体の色に埋もれない色にしましょう。二重丸の線の太さは外側を太くしてインパクトを付けましょう。

こうするだけで一気にはんこ風のスタイリッシュデザインが完成します。

消印デザインでなんでもはんこ風に

ただ追加するだけではんこ風になるデザインに、消印デザインがあります。

はがきや封筒などに使われていて、誰でも見た事のあるはんこと言えば消印でしょう。上から追加しているだけなので、元になっているデザインははんこ風でなくても構いません。可愛かったりしっかりしていたり、どんなデザインでも、上からはんこを押すだけで消印のイメージが入り、一気にはんこデザインになります。

消印は日本風に波のマークを付けるとさらに消印っぽくなります。消印はんこは外国風でも同じイメージが見込めます。丸形だけでなく、四角を45度回転させたデザインや、長方形の左右の辺が凹んでいるデザインなどは、なんとなく外国風はんこのデザインをイメージされるでしょう。

これもまた元からあるデザインは何でもよく、はんこデザインを一色で統一し、赤か黒か青辺りのインクで押してしまえば、全体としてははんこデザインになります。

線を強調したシンプルデザイン

はんこデザインはシンプルに考えると丸の中に文字があれば作れます。そこで実際のはんこのデザインを離れ、細い縁の中に細い線で文字を書いてしまうという手があります。どちらも細くしてしまい、実際のはんこからは遠いデザインですが、縁と中に文字があるだけではんこに見えたりするのです。

色は赤に統一すると良いでしょう。文字のデザインはなるべく直線だけで書いてしまうとオリジナリティ溢れるデザインになります。しかし制限が多いとできることが減るので、線と点、少しの曲線ぐらいは使ったほうが自由度が上がるかもしれません。

丸の中のデザインが上手くいきそうなら、丸を楕円にしてみるとか、角丸の長方形にしてスペースを広く取り、たくさんの文字を入れられるようにするのも面白いでしょう。

はんこというだけでいくつもアイデアがある

はんこは誰もが目にするものなので、ロゴにした時に非常にインパクトの強いものになります。しかしそう見える条件もまた、それなりにポイントがあるため、前提としてはんこをモチーフにする、と言った時以外は少し使いにくいかもしれません。

ただ、一度はんこっぽく見えてしまえばそこからの改良はやりやすいデザインと言えるので、一度試してみるのも面白いでしょう。